ユニオンパーツ工業の基幹事業は、鋳造における重要部品である「中子」の製造です。シェルマシン、バリ取りマシンの開発をはじめ、ライン構成、工場レイアウトまですべてを社内で行い、飛躍的な自動化・省人化に成功し、製品の均一性や高い信頼性を確保しています。中子生産の専門工場として規模・性能とも、ここまで追求した工場は国内随一とも言われ、国内トップクラスの生産実績を誇っています。高品質な製品をシステマチックに生み出す一貫生産体制で、お客様からの期待と信頼に応えています。
エンジンの内側には、空気や燃料等が通る複雑な形状の空間があります。この空間を形づくるのが「中子」。
エンジン性能・機能を決定する極めて重要な役割を担う部品です。
中子を主型と呼ばれる鋳型の中にセットし、その隙間に素材となる金属が流し込まれ、設計された形状が再現されます。中子は約1300〜1500度という高熱にも耐えられる特殊な配合の砂が使われています。
冷却後、中子は破壊・取り出され中空の鋳物が完成します。